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目的ありきのコーチング

目的ありきのコーチング

ワクワクの仕掛け人、マーケティングコーチの岩井洋美です。

コーチングもアロマも目的を意識する

アロマを仕事にしているプロでなくても良い香りの魅力にはまって
生活の中に上手に取り入れている人がいます。


先日「アロマに興味がある」という友人が眠るときに自分の好きな香りが
漂うようにしているという話をしてくれました。
ところが、なんだかちっともぐっすり眠れないというのです。

そしてまた別の友人。
なかなか眠るまでに時間がかかるので香りの力を借りている。
でもまったく効果がないいと言います。


2人は共にこう言いました。

「頭が妙に冴えてくるの!」

アロマのプロであれば、この2人の話を聴いただけでピン!ときたかもしれません。

この2人、偶然にも同じ精油を使っていました。レモンです。

私はアロマのプロではないので詳しいことは分りませんが、
レモンって頭の働きを明瞭にしてくれる精油なんですよね。

好きな香りを嗅ぐことで気分が良くなるという効果があったにせよ
精油本来の効能を知らずに使っていたために「深い眠りにつく」という目的からは
遠く離れてしまうことになりました。


本来の目的から遠く離れてしまう

これはコーチングでも起こりうることです。

  • お客様のペースに巻き込まれる
  • お客様が話す言葉そのものに引きずられる
  • お客様が広げるだけ広げて話した内容を把握できない
  • お客様の本当の目的を見失う
  • お客様の悩みの本質に到達できない

原因は全てコーチにあります。

こういう状態でのコーチングセッションでお客様が満足するでしょうか?
また話を聴いてもらいたいと思うでしょうか?


話はただ聴けばいいのではありません。
自分の興味だけで質問すればいいのでもありません。

コーチ自身が

  • お客様の話から本質を見極める聴き方
  • お客様の気づきと行動を促す聞き方

をすれば、セッションは変わります。


効能を知らずに精油を使うのも
目的を分らずにコーチングセッションをするのも同じ。

望む結果は得られないということです。

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