コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

伝わる形で伝えてますか?

伝わる形で伝えてますか?

ワクワクの仕掛人、才能プロファイラーの岩井洋美です。


「なんかね~、こっちと思ってることが違うんですよ」


最近お目にかかる経営者の方々からよく耳にするのが
これ。
つまり、「経営者と社員にある意識のズレ」です。


こういう嘆きを聞くたびに思うわけです。
「ちゃんと伝わる形で伝えてますか?」って。


指揮者と経営者の共通項とは


「ちゃんと伝わる形」で思い浮かぶのは指揮者。
指揮者と言えば、まぁオーケストラですが、
まったく同じ曲を同じ楽譜、同じ楽器構成、
同じ演奏者で演奏するとします。


これが不思議なことに
指揮者が違うだけでまるで違う曲
に聞こえるんですよ。


私も過去に合唱隊の1人として
何度かオーケストラと共演したことがあるんです。
そのときもやっぱり思いました。
指揮者が変わると違う!って。


本番の指揮者は直前2回ぐらいのリハーサルにしか
来ないのが普通ですから、
練習時には別の指揮者がいるわけです。


超一流の指揮者と練習の指揮者
本番と練習
という違いはもちろんあります。


だけど、その違いだけで
歌が急に上手くなる
なんてことはあり得ない訳です。


でも、あきらかに違う!
指揮者が違うだけで生まれる違いは何なのか?


指揮者がその音楽の世界を
演奏する側にちゃんと伝えてくれる
ということです。


事前に
「ここはこういう風に演奏してください」
「ここはこういう気持ちで…」
「こんな風景を思い浮かべて…」
という具体的な指示もあります。


でも、言葉だけでなく
指揮棒を持つ手からも表情からも
立っている姿からも
その指揮者がどういう音楽にしたいのか
ということが演奏する人すべてに
ちゃんと伝わります。



そして、それを感じます。


伝わったこと感じたことをみんながやろうとした結果
同じメンバーが歌っているとは思えない音になる
ということが起こります。


体験してみないとわからない
ってレベルの話なんですけど、本当です。


指揮者ってただ真ん中にいて目立つ人じゃないんです。
演奏する人がいなければ指揮者一人では何もできません。
ただみんなをまとめるだけの人でもないんです。
自分の世界観で演奏する側も聴衆も巻き込むんです。


指揮者は自分の世界観で巻き込む
で、最初の経営者さん達の嘆きに戻ります。


社長さんもある意味指揮者と同じ。
伝えるためには伝え方もありますけど、
自分が何を伝えたいのかってことを分っていないと。
指揮者になれないよ!


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。

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