コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

「自分の定義」を伝えられますか?

「自分の定義」を伝えられますか?

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。


明日はきっといい日になる いい日になる いい日になるのさ
 笑いあえたらいい日になる いい日になる いい日になるのさ
 今日よりずっといい日になる いい日になる いい日にするのさ
 君が笑えばいい日になる いい日になる いい日になるでしょう


「明日はきっといい日になる」の一節です。
この歌を作ったのは
シンガーソングライターの高橋優さん。
休みの朝テレビをつけたら、彼が話していました。

「自分の定義」を伝えられますか?

秋田県出身の彼、今でこそ地元を盛り上げたい思いから
音楽フェスも主催していますが、
思春期は早く地元を離れたかったそう。


秋田時代、進路を決めるときのこと。
彼が親や先生から言われ続けたのが
「普通になりなさい」
「普通になって」
ということ。


公務員になるとか、安定した職業に就くとか、
いわゆる社会的に安定している思われることを選ぶ
それが、先生や親が言う「普通」ってこと。


そのとき、高橋優さんはこう言ったそうです。


「夜中、山の中へギター一本持って行って
歌を歌うことは僕にとっては普通なんだ!」


夜な夜なギター抱えて山の中で歌の練習をする
という行為。
親や先生から見れば、「奇妙」に映ったかもしれません。
だから「普通になって」だったんだと想像できます。


もしも彼が、
「自分にとっての普通を貫く」という選択をしなければ
「明日はきっといい日になる」という歌は
多くの人に聞かれることもなかったかもしれません。


コアコンセプトを明確にしていく中で
大事にしていることのひとつは「自分の定義」です。


他人にとっては「変」でも、自分にとっては「普通」
他人にとっては「悪い」でも、自分にとっては「良い」
他人にとっては「厳しい」でも、自分にとっては「優しい」
他人にとっては「つまらない」でも、自分にとっては「楽しい」


「自分の定義」というのは、
自分にとっては当たり前になってしまっています。
だから、あえてそれを言葉として明確にしていません。
言葉にしていなくても、分るからです。


でも、それはあくまでも自分の感覚!!


他人に伝えようと思ったら、
「自分にとっての〇〇はこういうことです。」
と言えなければ、理解されません。


ビジネスにおいても、
説明しても理解してもらえないとか
主旨が上手く伝わらないとか
そういう悩みを口にされる方がいます。


多くの場合、
自分にとっては当たり前のことでも
「自分の定義」として話せていないことが原因です。


「自分の定義」は他人と違って当たり前。
そして、その定義の元になるのはやはり
コアコンセプトです。


残念ながら高橋優さんのコアコンセプトは分りませんが、
夜中の山の中であろうが、大きな会場であろうが、
彼はきっと歌うことで一番大事な感情が満たされる
ということは間違いないと思います。


プロファイリングしてみたいな~(笑)


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。



Tag: コアコンセプト 自分の定義 自分の感覚

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