コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

商品コンセプトを極めると、モノが感情価値を語る

商品コンセプトを極めると、モノが感情価値を語る

ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。


マーケティングでは「価値を伝える」ということを考えます。
そしてその価値には「機能価値」「感情価値」があるわけですが、
長い間「機能価値」を重視してきた傾向があります。
特に「モノ」を売る場合、
性能や機能そのものだけに価値を置きがちです。


クライアント先の営業チームメンバーとのミーティング。
自社の製品をこよなく愛すみなさんですから
「機能価値」については、申し分なく語れます。


では、相手の感情を動かすような価値を語れるか
となると、なかなか難しい…ピンとこないようです。

商品コンセプトを極めると、モノが感情価値を語る

なぜ、そうなるのか?
実は、この会社の「モノ」自体に秘密があります。


売っている「モノ」のコンセプトが際立っている
ということです。


商品としてのコンセプト
「モノ」として目に見える形になっています。
そして、「モノ」の根底に貫かれたコンセプト
目に見えない形として存在しています。


それが、会社のコアコンセプトであり、ミッションです。


目に見える商品は用途や使用目的によって
いろいろな種類がありますが、
どんなものであってもすべての商品が
コアコンセプトにつながっています。


それでどういうことが起きるのか?


お客さんが実際にその「モノ」を見たり触ったりするだけで、
感情が動く、動いてしまうということになります。


コアコンセプトを極めて研ぎ澄ませると
結果的に感情価値が勝手に伝わるということです。


「モノ」としての機能価値は十分に兼ね備えていて、
「モノ」自体が感情価値を語る


営業チームのみなさんが
「感情価値」にピンとこないのもある意味納得です(笑)
あえて感情を動かすことを意識しなくても、
両方兼ね備えたものを販売しているわけですから。


ただしこれは、
実際の「モノ」を見て触ったらということですから、
その前の段階では、感情を動かすことは大事なので
「ピンとこない」は困るんですけどね…。


これは
======================
経営者がご自身のコアコンセプトを理解して、
さらに会社のコアコンセプトから目指す姿を明確にして、
商品やサービスにつなげる
======================
という、コアコンセプト・マーケティングの理想的な形です。


この会社の「モノ」は、
従来のスタイルから新たな展開に進化発展し
先日、日経MJにも大きく掲載されました。


そういうビジネスに関わらせていただけるのは
本当にうれしいことです。


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。



Tag: 商品コンセプト 感情価値 機能価値 マーケティング

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