感情と思考のベクトルの組合わせで捉える(続き)
感情と思考のベクトルの組合わせで捉える(続き)
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
感情のベクトルと思考のベクトルのはなし。
前回のつづきです。
詳しくはこちら⇒感情と思考のベクトルの組合せで捉える
他人の評価が気になる
「自分らしく」とか「ありのまま」を望みながらも、
他人からの評価や批判に一喜一憂する状態。
抜け出すためには感情のベクトルを自分にする必要がある
と思っています。
そのために、
「自分らしく」や「ありのまま」をしっかり言語化することで、
「自分らしいってこういうこと」と言うことができます。
自分にとって〇〇が大事だからこうする
自分は〇〇で力を発揮できるからこれをやる
自分は〇〇で人の役に立ちたい
この〇〇の部分がコアコンセプトです。
感情のベクトルは、あくまでも自分が基準。
そして、
思考のベクトルはコアコンセプトという価値基準で
自分がやること、できること、やりたいことを考えます。
ぼんやりと「自分らしく」でなく(何となく「自分らしく」なんて甘い!)
しっかりと「自分はこうです」と言えるようになります。
例え誰に何を言われようと、
「だって、それが自分なんだも~ん!」ってかんじ。
自分だけに留まる
感情のベクトル(内)×思考のベクトル(内)'で、
自分を深く見つめてコアコンセプトが分っても
思考のベクトルが(内)に留まったまま
また感情のベクトルが(外)に戻ることがあります。
例えばこんなかんじ。
自分にとって〇〇が大事だからこうする
⇒大事だからやってるのに、なんで分ってくれないの?
(他人が基準になってる!!)
自分は〇〇で力を発揮できるからこれをやる
⇒こんなに頑張ってるのに、なんでそこに文句言うの?
(文句を言う他人をコントロールできません!!)
あるいは、こういうパターンも。
自分にとって〇〇が大事だからこうする
⇒こんなにやってあげてるんだから、やってくれて当然でしょ。
(それを自分勝手と言うんです!)
自分は〇〇で力を発揮できるからこれをやる
⇒その道ではちょっとした有名人。何でも思い通りにできる。
(人はそれを天狗と呼びます!)
せっかく自分の価値基準を持ったとしても、
他人の評価や、批判を気にするばかりか、
結局自分のことだけしか考えない…ということに。
感情のベクトル(内)×思考のベクトル(外)
感情のベクトル(内)×思考のベクトル(内)で明確にした
自分にとって大事なこと
自分が求めていること
自分が最も力を発揮できること
それを
どうやって活かすのか
誰のために力を発揮するのか
というのが感情のベクトル(内)×思考のベクトル(外)です。
どうしたら喜んでもらえるだろう?
どうやったらおもしろくなるだろう?
どんなことで便利になるだろう?
どんなことをしてもらいたいんだろう?
ビジネスを考えれば
自分のコアコンセプトが分った上で
自分だけではなく、相手(お客さま)のことを考える。
自分のコアコンセプトを発揮して
自分だけでなく、相手(お客さま)のためにも行動する。
これが大事!
いくら「どうやったら喜んでもらえるか?」と考えても
自分を認めて欲しいためだったり、
自分だけが儲かるためだったり、
自分のプライドを満たすためだけなら
感情のベクトル(外)×思考のベクトル(内)のままです。
もちろん、
いつもいつも他人のことを考えるのが良いわけではありません。
それだと、
感情のベクトル(外)×思考のベクトル(外)
になりますから。
感情のベクトル(内)×思考のベクトル(内)⇒コアコンセプトに沿う
感情のべクトル(内)×思考のベクトル(外)⇒コアコンセプトを発揮する
状態や状況に合わせて、自分で選択できたら
楽にシンプルに生きられる…それがワクワクってことです!
★コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。