コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

個性を発揮するの意味を捉え直す

個性を発揮するの意味を捉え直す

ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。


一昨日、大人ミュージックメンバーズクラブ発足の記念ライブ。
8組のシンガーが参加してにぎやかに行われました。
私も参加させていただきました。

個性を発揮するの意味を捉え直す

出演していた私が言うのもなんですが(笑)、
ライブはまさに「個性の競演」というかんじ。
誰一人として同じタイプの人はいなくて
強烈な個性に「すごいな~!」と感心するばかり。
ちょっと圧倒されて腰がひけちゃうくらいでした。


決まった短い時間の中で自分の個性を発揮したパフォーマンスをする。
これってすごく難しいことだと思うけれど、
それをやってのけてしまう人ばかりでした。


歌を通して何か自分の思いを伝えたかったり
自分の信念を持って歌ったり、
歌っていること自体に意味があったり。
シンガーとして、とっても大事なことだと思います。


ビジネスでもそう…いつも私はお客さんに問うているんですよ。
「お客さんに何を伝えたいんですか?」って。
「コアコンセプトと紐付けて、言語化しましょう」って。


ところがですよ…。
「あなたは歌を通して何を伝えたいんですか?」
って問われると、ちょっと困る自分がいます。


正直なところ、
自分の歌に関しては、そういう気持ちがあまり無いから。
お客さんがそんなこと言おうものなら、「はぁ?」ってなるところです。
これじゃ、お客さんに強いこと言えなくなっちゃいそうです。


私にとって歌を歌うってことは、
自分のコアコンセプトとの紐付けはできています。
自分がコアコンセプトに沿って生きていくためには
仕事も歌も方法が変わっただけで、同じです。


「歌を歌うって自己表現するってことですよね」
と言われたことがありますが、実はそれもあまりピンとこない。
歌うことは何かを伝えるための手段ではない
と思っているふしがあります(by自己分析)


それはたぶん、
歌を歌っているということが「ごく当たり前の日常」だったから。
歩く、食べる、しゃべる、寝る…そして、歌う。
これ全て同列、同じ感覚です。


育ったのは音楽一家というわけでも、
常に音楽が流れていたという環境でもありませんが、
人生を振り返って思い出すシーンでは
自分ひとりでも、誰かと一緒でもいつも自分が歌っています。

私の歌の原点
※今も残る歌の原点。ポータブルプレーヤーを操作して、毎日歌唱。


歌う曲の世界観とか、その歌で伝えることというのは
もちろんあると思っています。(大丈夫!それは私にもあります!)


ただ、
「あなたは歌を通して何を伝えたいんですか?」
に対しては、
何を伝えたいかというよりも感じて欲しいが近い。
思いを伝えるとか、メッセージを発するというよりも
その方が私にとってはしっくりする。


私の歌を聴いた人が、
優しい気持ちになったり、やわらかな時間を思い出したり、
「気張らない普通の気持ち」を感じてもらえたらいいなぁ。
そう思って歌っています。


あるとき、私の歌を聴いた人から言われたことがあります。
「どうだ~!っていう押し付けがましさがなくて、自然ですよね。」


これはとってもうれしいお言葉でした。
たぶん、私の歌はそういう歌だと思うから。


強烈な個性を目の当たりにした夜。
「個性を発揮する」=「自分の力を最大限に発揮する」
を再確認。
そして、発揮の仕方は、いろいろあっていい。
(…と自分に言い聞かせてるんだな…きっと)


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Tag: 個性を発揮する コアコンセプト 力を発揮する

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