AIなんていらない?
AIなんていらない?
ワクワクの仕掛人、マーケティングコーチの岩井洋美です。
「人にしかできない」と思われていたものも
「機械でも出来る」という時代になってきました。
AIの進化によって、
囲碁や将棋でAIと人の対局もあれば、
機械が奪う職業ランキングなんていうものまであります。
そして、企業の人事評価までも
AIが担い始めたというのは驚きです。
クレジットカード大の小さな端末首からぶら下げた人たち。
彼らの1日の仕事はここに記憶されデータ化されているらしい。
すると、それをもとにAIからアドバイスが届くそう。
「〇〇さんと話をした方がいいですよ」
このアドバイスをもらった人、
さっそく〇〇さんのところに行って話をする。
なんとなくぎこちないかんじではあるけど…。
そして話した後、上司である〇〇さんが
「やっぱり、話した方が早いですよね。
AIのアドバイスに従うようになってから効率がよくなりました。」
とテレビカメラに向かってそう言ってた。
ここで私の違和感…なに、それ?
AIにアドバイスもらわないと話せないの?
実はこの会社では近くの人にでも
メールを通して話をしていたために
話せばすぐに済むことでも時間がかかっていた
ということらしい。
でもそれが、
AIのアドバイスのお蔭で改善された
って喜んでる。
え~っ!!ウソでしょ?!
また別の社員へのAIからのアドバイス。
「△△さんと話をしましょう。」
再び私の違和感…また、これぇ?
このアドバイスを受けた人、
会社の中にいる限りはひたすらデスクワークの人で
仕事の中の雑談とかはダメだと思っているらしい。
AIのアドバイスに従って△△さんと話をしたこの人、
「ミーティングだけでは出てこない話が聞けて
とてもいいことだと思います。」
リーダーポジションの人が
ミーティングでしか話を聞かないってどういうこと?
それを平気な顔して言っていることにびっくりする…。
このシステムを開発している人によると
「AIが評価するというと機械的で味気ないもの
というイメージを抱きがちだが、
実際は人間以上に人間味のある答えを出してくれる
可能性もある」
AIに言われなくても、
「話をしたい!話をしよう!」
って思うからこその人だし
感情があるってことなんじゃないのかしらねぇ。
AIの「人間味のある答え」って
膨大なデータの蓄積から分析したものであって
実際に感じたものではないはず。
AIに教えてもらわなくても
自分の感情は自分でわからなくちゃ。
そう、だからこそのコアコンセプトでしょ!!
何が大切で、何が嫌なのか。
何をしたくて、何をしたくないのか。
それが自分で分かっていたら
AIのアドバイスなんていらない!
★コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。