コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

「変わる」はあくまでも結果

「変わる」はあくまでも結果

ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。


「現状を変える」「現状を変えたい」というとき、
誰しも変えた先には今より良い状態を想定しているはずです。


「変えたい」「変えなくちゃいけない」と思うこと自体は、
何らかの「現状の問題点」に気づいているということですから、
現状を変えるためには大切なことです。


そして、自分自身のことであっても、会社経営であっても、
現状を変えるきっかけとして、「コアコンセプト」を知るということがあります。


ただ、最近特に思うわけです…。


コアコンセプトを知った後、早く現状が変わる人と、
いつまでたっても現状をグルグル回っている人は何が違うのか?って。


「変えること」がゴールになっている人は、結局変わらない。


画像の説明


これが私の結論です。


「変わること」自体を目標にしてしまうということは、
その先の姿は見えていないということです。


そう言ってしまうと、
「それは、ビジョンが定まってないってことだけでしょ!」
と思うかもしれません。


でも、ビジョンを明確にすることで現状が変わるなら、
コアコンセプトが機能しているということですから。


変わること自体がゴールで、ビジョン(らしきもの)があったとしても、
コアコンセプトが機能しないということは、本音のところでは、
「変わりたくない」「変わらなくても良い」と思っている可能性が高い…。


つまり、「今のままでもいい」という気持ちが強い!


ちょっとお相撲をイメージしてください。
力士はまわしをつけただけで土俵に上がり勝負をします。


画像の説明


「あそこで上手を取らないから負けるんだよ」
「対戦成績から考えたら、正面勝負じゃダメなんだよ」等々。


自分では決して土俵に上がることはせず、
時に土俵近くで、時に土俵から離れて批評し傍観する。


これは、「現状を変える」と言いながら、
実際には決してその土俵に上がることはありません。


まわしだけで上がるべき土俵に、
ものすごい重装備の甲冑を付けて上がり勝負をする。
本人としては「土俵には上がっている」という認識です。
ただ、その重い甲冑が足かせになり、かえって深手を負います。


これは、「現状を変える」ために頑張っていると本人は思っていても、
実際には何も変わっていないし、返ってしんどくなっています。


「昔の横綱、大関っていうのは、こんなもんじゃなかった」
「やっぱり横綱っていうのは、貴乃花みたいじゃないと」等々。
土俵に上がることもなければ、土俵近くで見ることもありません。
言ってみれば、テレビ観戦止まりです。


これは、「現状を変える」という意識もありません。
見ているのは今でも未来でもなく、過去の栄光だからです。


3番目のタイプの人は、そもそもコアコンセプトに興味も示しませんから、
コアコンセプトが機能するとかしないとかにもなりません。


1番目や2番目の人は、コアコンセプトを見つけることはできます。
ただし、見つけられても、根本的なところでの「変わりたくない」がありますから、
結局「機能しない」ということになります。


「変わりたくない」にも理由はあって、
それを知ることはまた別の問題(かなり深い問題)ですから、
ここで言及することはできません。


でも、共通して言えることは、
「現状を変える」をゴールにしているうちは決して変わらないということ。


コアコンセプトを知ることも「〇〇をやるだけで年収が3倍!」

みたいなものを学ぶことと同じでしかありません。


「現状を変える」「現状を変えたい」

     ↓

「現状を変えるための土俵に上がる」

     ↓

「結果として現状が変わる」


これが自然な流れ。変わることはあくまでも結果です。




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