コアコンセプト・マーケティングから始めるぶれない会社経営

夢と希望を叶えたリカちゃん

夢と希望を叶えたリカちゃん

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。


子供の頃にずっと一緒に遊んでいたリカちゃん人形。
1967年の誕生から50年周年を迎えた記念の「リカちゃん展」では
これまでに4回のモデルチェンジをしてきたリカちゃんが
時代と共に変化してきた女の子たちの夢や希望を見せてくれます。


リカちゃん


たくさんのリカちゃん人形に興奮するのですが(ナント580体!)、
特別目を引いたのは「リカちゃんの開発ノート」です。
開発ノートは10冊くらいあったと思います。
手書きでびっしりと、緻密に記録が残っていました。
これは展示スペースの前から動けなくなるくらいの感動でした。


売れないおもちゃの在庫を抱えた会社では
何か起死回生の商品を作らなければなりませんでした。
開発陣はリサーチする中で
・売っている人形は大きい
・着せ替え人形主流のバービーは大人っぽい
・女の子は少女マンガのかわいい女の子に夢中
ということに気づきます。


確かに、子供の頃バービーは怖かった(笑)
それに子供の手にピッタリサイズというのもなかった気がします。


開発陣は少女漫画家のサポートを得て、
少女マンガから飛び出してきたような人形を目指すのですが、
そんなちいさな人形を作ったことがない
という理由で工場からはさんざん断られます。


ようやく出来たサンプルの人形を
女の子たちに見せたところ大変な喜びよう。
少女マンガのようにおめめキラキラ!
それを見て開発陣は「必ず世に出す」と誓ったそうです。


いよいよ発売というときになって
出来上がった人形を見た社内の人たちから
こう言われます。
「なんだ、この栄養失調みたいな人形は!」
「売れるわけがない!」


でも、開発陣はあきらめるわけにはいきませんでした。
サンプルの人形に目を輝かせた女の子たちとの約束を守るため。
実際に売り出した後どうなったかは説明の必要はありません。


会社の命運をかけての商品開発であっても
まず「売れる」「お金になる」を前提にしていたら
結局売れないものしか出来なかったと想像できます。


単に「5歳の女の子」というターゲット
「かわいい人形で遊ぶ」という設定だけでの商品開発でも
同じことです。


あの開発ノートと共にあったのは、
「女の子たちのあの喜びを実現する」
という開発陣の思い
リカちゃんが世代を超えて愛され続ける理由を
見つけたように思います。


その後リカちゃんの家族の人形や
リカちゃんハウスをはじめとする関連商品は
「女の子が絶対欲しくなる」というものばかりで
ビジネス戦略はうまいことできています(笑)
まぁ、当時はその戦略にまんまとはまった一人ですが…。


リカちゃんのビジネス戦略
※今回のリカちゃん展ではアパレルとのコラボ商品が購入可能になっていました!


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。

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