コアコンセプトから始める独自のマーケティングとマネジメント

「人を育てる」ということ

「人を育てる」ということ

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。


美容院にて。
「あらぁ~!なんかよく知ってるかんじになったわ!」
と出来上がりを見て鏡の中の自分に言う私。

人を育てるということ

長年担当してくれていた彼は昨年天国に旅立ち、
代わって担当してくれた彼は活躍の場を海外に移し、
新しく担当になった彼女はTちゃん。


Tちゃんがまだアシスタントの頃は
よくシャンプーしてもらったりしてたけど、
スタイリストとして独り立ちしてからはご挨拶くらい。
そんなTちゃんが自分の担当になってくれるって
不思議なかんじだけどうれしい。
ちょっとした母の気分だったりする(笑)。


改めての「よろしくね」は、
お互いになんだか照れくさいかんじだったけど
Tちゃんがこう言いました。


===========================
髪の毛を切らせてもらうのは今日が初めてです。
でも、シャンプーは何度もしてきたし、
どのくらい髪の毛をすくかも見てきたからわかります。
(私は髪の毛がかなり多いのでいつも相当な量をすいてもらう!)
パーマをかけるときはロットを一緒に巻いていたし、
ブローもさせてもらってます。
出来上がりがどんなスタイルで、
どんなかんじで帰るのかもよくわかっています。
だから心配してません。
==========================


Tちゃんの言葉通り、
出来上がって鏡に映る自分の姿は、
長年担当してくれていた彼と同じような仕上がりに。


そこで思わず出た言葉が
「あらぁ~!なんかよく知ってるかんじになったわ!」


美容師さんだってそれぞれの技術や個性があるはずです。
だから、長年担当してくれていた彼とまったく同じようにして欲しい
なんて思ってるわけではありません。


でも感動したのは、Tちゃんの力強い言葉
自分の思いを自信を持って伝えられる彼女は素晴らしいな~
と思って。
そして、亡くなった彼の教えが今も生きいているということにも感動。
彼は「プロ」としての高い意識をいつも持っていたし、
お客様はもちろんスタッフへの想いに溢れた人でしたから。


「あぁ~、人を育てるってこういうことなんだな」と思ったら
胸がいっぱいになりました。


「前髪もですよね…」とニヤニヤしながら言うTちゃん。
私は「前髪はこうして欲しい」と亡くなった彼によく言ってました。
彼との「あ~でもない、こ~でもない」という「前髪トーク」を
Tちゃんはちゃんと覚えていたということです。


「コアコンセプト・マネジメント」でも
「社員を育てる」ということは大きな課題です。
でも、こういう感動をもらって
「人を育てる幸せ」に力をいれようと思いました。


そして、亡くなった彼に伝えたい。
あなたが愛情を持って育てた人は素晴らしいよって。


コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。



Tag: 人を育てる 社員を育てる マネジメント

コメント


認証コード5172

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.9
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional