魔法の質問はありますか?
魔法の質問はありますか?
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
「魔法の質問はないんですか?」
ご自身のコアコンセプトが見つかって
日常的にコアコンセプトとの紐付けを実践中のクライアントさん。
なんだか「コアコンセプトが腑に落ちない」状況が続いているそう。
もっと自分の奥深くに核たるものがあるはずだから
そこに到達するためには
「魔法の質問」が必要だと思われたようです。
そう言えば、コーチングを教わっていたときに
「魔法の質問」って習ったな~と思いながらも、
「う~ん、魔法の質問はないですね…。」
とお答えしたら、ずいぶんがっかりされたご様子。
「これさえ聞けば必ずコアコンセプトが見つかります!」
な~んて魔法の質問はそもそも無いんですけど、
このクライアントさんには、そんな質問必要ないんです。
コアコンセプトは既に見つかっているから。
それなのに「なんか違う気がする」と感じるとき、
ど~っぷりコアコンセプトの裏の状態に浸かっています。
嫌なことが続いたり、思ってもみない結果に見舞われたり。
それは自分がまったく力を発揮できない状態にいるわけですから
ある意味当然のことです。
でも、そのことに自分が気づいていないと(ほぼ無意識!)
こんなふうに思ってしまうんです。
「コアコンセプトが間違っているんじゃないか」
「もっと別のすごい力があるんじゃないか」
「まだ見つかってないんじゃないか」
コアコンセプトと日常の出来事を紐付け訓練中には
よくあることなんですけどね。
このクライアントさんの場合、
何かの出来事とか自分に関わる誰かに翻弄されやすい
ということがあります。
自分が誰かを巻き込んでいる分には良くても、
他から巻き込まれて振り回され過ぎてしまうと
まったく力が発揮できなくなるわけです。
コアコンセプトと紐付けて力を発揮しよう!
と意識をすることは必要なことですし、とっても大事です。
それと同じくらい大事なのは、
力を発揮できていないときにも
コアコンセプトとの意識的な紐付けをするということです。
だってね、
自分の力を発揮できない状況で力を発揮しようとするのは
どんなに頑張ったところで無理がありますから。
こういうことはセッション中にも繰り返しお伝えしていますから、
クライアントさんも理解されているはずなんですが
実践するとなるとね~、なかなか難しいんです。
「嫌な気持ちになったときこそ、
翻弄され過ぎていないか意識してみてください。」
嫌なことがあり過ぎて
「コアコンセプトが違う!こんなもんじゃない!」
と怒りに近い感情をお持ちだったクライアントさんも
最後は声をあげて笑うほどに…。
自分には発揮できる力があるんだ!これまでにも発揮してる!
ってこと、コアコンセプトと紐付けさえできたら分かるんです。
魔法の質問なんてなくたってね(笑)
★コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。