感情と思考のベクトルの組合せで捉える
感情と思考のベクトルの組合せで捉える
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
コアコンセプト・マーケティングでは
ミエルチカラ(観える&見える):自分をとことん深掘りして言語化する
ミセルカラ(見せる&魅せる):お客様に分るように見せ、より魅力的に伝える
ということを実践しています。
思考のベクトル
この際、
ミエルチカラでは思考のベクトルを自分(内)に
ミセルチカラでは思考のベクトルをお客さま(外)に
という考え方をしています。
そのために
ポジショニングINとポジショニングOUT
という分け方をしてきました。
この思考のベクトルの考え方に気づいたときは、
「これだ~!!」
とまさに大発見(あくまでも自分としてはです)でしたが、
コアコンセプトとビジネスをより密接にするためには
「なんか足りない…これだけじゃない…。」
と思うようになりました。
そして、再びの「これだ~!!」
感情のベクトルです。
感情のベクトル
思考のベクトルを考えるのと同じように、
感情にも内と外というベクトルがある
ということに気づきました。
感情というのは自分だけのものなんだから、
ベクトルは内(自分)以外にないでしょ?
感情のベクトルが外に向いたら
感情を思いのままぶちまけることにならない?
そういうことではないんです。
感情のベクトルはあくまでも、価値基準という意味です。
コアコンセプトを見つける過程では
感情のベクトルは自分に向いています。
自分にとって何が大事なのか。
何を求めているのか。
どんなことに力を発揮できるのか。
それをどうやって活かすのか。
それらはすべて自分の感情から掘り起こして
コアコンセプトという見える形にするわけです。
ところが、感情のベクトルが外に向いていると
たとえコアコンセプトが見つかったとしても
その力を発揮することができません。
なぜなら、基準が自分ではなく外にあるから。
他人と比べてしまう。
他人の評価が気になる。
見返りを求める。
外の基準が人だけとは限りませんが、
共通するのは基準が自分ではないということです。
だから、
他人と比べて⇒落ち込む⇒ダメな自分を否定する
他人の評価で⇒傷付く⇒出来てない自分を責める
というようなことが繰り返されます。
誰にだって大なり小なりあることですが、
これがいつもいつもとなると、かなりしんどい!!
さらに、他人の基準で考え始めると、
コアコンセプトは力を発揮するどころか、
人より抜きんでてやろうとしたり
自分は選ばれなかったと腹を立てたり
見返りがある場合にだけ頑張ろうとしたり、
コアコンセプトに沿って生きるというところから
どんどん外れて行ってしまいます。
感情のベクトル+思考のベクトル
そこに思考のベクトルを合わせて考えます。
ほとんどの人が
感情のベクトルは外で思考のベクトルは内
になっています。
例えば、
「自分らしくビジネスをするためにはどうしたらいいだろう」
というのは、思考のベクトルが内です。
これ自体に何ら問題はありません。
ところが、
本当に(自分の本質的なところで)
大事で力を発揮できること
があいまいなまま(好きな事、出来る事で留まったまま)だと
「自分らしく」と言いながら、
他人と比べたり、他人の評価で一喜一憂します。
これは、感情のベクトルが外に向いているからです。
まれに
感情のベクトルは外思考のベクトルも外
という人がいます。
例えば
他人との比較や評価をものすごく気にしながら
誰かのため、お客様のために頑張ろうとする人です。
この場合は感情が外の基準に左右されます。
他人の気持ちをおしはかるあまり(今はやりの忖度です)
無理やり自分を抑えたり、我慢したりするので
どんどん疲弊していきます。
感情のベクトルと思考のベクトルの関係。
どうあればよいのか?
ちょっと長くなってしまったので、次回につづく。
★コアコンセプト・マーケティングの詳細は「こちら」をご覧下さい。